NHKニュース

台風9号 沖縄本島の暴風続く
非常に強い台風9号は、動きが遅いため沖縄本島が丸1日以上、暴風域に入ったままで猛烈なしけと暴風が長時間続いていて、気象台は厳重な警戒を続けるよう呼びかけています。

台風9号 けが人30人に
台風の影響で、沖縄県内では強風にあおられて転倒するなどしてけがをした人が合わせて30人に上っています。

原発賠償の中間指針まとまる
東京電力福島第一原子力発電所の事故の損害について、賠償を認める対象や範囲を示す中間指針がまとまりました。これまで一部で賠償金の仮払いが行われてきましたが、中間指針がまとまったことで、事故からおよそ5か月、被害者の救済が本格的に始まることになります。

汚染疑い全牛肉買い上げ発表
放射性物質を含んだ稲わらを与えられた疑いがある牛の肉が出荷された問題で、鹿野農林水産大臣は、買い上げの対象を拡大し、出荷されたおよそ3500頭の牛の肉すべてを買い上げるなどの追加の支援策を正式に発表しました。

子どもの放射線の影響考える
東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、子どもたちが受ける放射線の影響やどのように健康を守っていくかを考えるシンポジウムが開かれ、子どもたちの健康を長期的に調べる必要があるといった指摘が出されました。

2・3号機の取水口 濃度上昇
東京電力福島第一原子力発電所周辺の海水の調査で、4日、2号機と3号機の取水口付近で採取された放射性セシウムの濃度は、2日続けて前の日を上回りましたが、東京電力は「これまでの変動範囲内で汚染水の新たな流出はない」としています。

東北・関東の放射線量 5日
東北地方と関東地方各地で計測された屋外の放射線量です。文部科学省や各自治体によりますと、5日午前8時から9時までに計測された放射線量は次のとおりです。福島県ではいずれも午前9時の時点で、▽福島市で1.14マイクロシーベルト、▽郡山市で0.99マイクロシーベルト、▽白河市で0.45マイクロシーベルト、▽南相馬市で0.45マイクロシーベルト、▽いわき市で、0.18マイクロシーベルトと、いずれも震災前に計測されていた通常の値よりやや高い放射線量を計測しました。▽仙台市では、0.062マイクロシーベルトと通常よりやや高い放射線量を計測しました。茨城県では、▽北茨城市で0.17マイクロシーベルト。▽水戸市で0.084マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い放射線量が計測されましたが、ほとんどの地点ではほぼ横ばいの状態が続いています。このほか青森市秋田市盛岡市山形市宇都宮市前橋市さいたま市、千葉県市原市、東京・新宿区、神奈川県茅ヶ崎市では通常より高い放射線の量は計測されていません。


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