NHKニュース

複数案提示 実現可能案を探る
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で、鳩山総理大臣は23日夜、関係閣僚と協議しました。この中では、キャンプシュワブ陸上案や、アメリカ軍基地・ホワイトビーチの沖合埋め立て案、それに鹿児島県の徳之島を軸に、訓練や部隊の一部を移すことなど複数の案が示され、実現可能な案について詰めの調整を急ぐことを確認しました。

JR東 山手線外回り運転再開
23日午後7時すぎ、東京・豊島区のJR山手線の目白駅付近での架線トラブルによる停電があり、JR山手線と埼京線、それに湘南新宿ラインがいずれも運転できなくなっていましたが、このうちJR山手線の外回りは午後9時12分、運転を再開しました。この停電で、一時電車3本が立往生し、JR東日本では、このうちいまだに動けない1本の電車から乗客を降ろし、駅に誘導しています。

普天間使用 排除せず検討”
鳩山総理大臣は、参議院予算委員会で、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題について、移設したあとも、有事の際には普天間基地を使用することを排除せずに検討していることを明らかにしました。

“機密費 すべて公開へ準備”
鳩山総理大臣は、参議院予算委員会で、いわゆる官房機密費について「適当な年限を経た後、すべてが公開されるべきであり、今、その準備に取りかかっている」と述べ、一定の期間が経過した後、使いみちをすべて公開する考えを示しました。

民主“イメージ低下”懸念も
23日開かれた民主党の常任幹事会で、小沢幹事長は、生方副幹事長の発言をめぐる一連の問題について、「お騒がせして申し訳なかった」と陳謝しましたが、出席者からは、「党のイメージダウンにつながった」などとして懸念も出されました。

日韓 認識の隔たり浮き彫りに
日本と韓国の有識者が共同で行った歴史研究の報告書がまとまり、初めて、双方の歴史教科書についての論文が発表されました。この中で、韓国側は、日本の教科書は植民地支配に対する戦後補償の問題に触れていないと批判しているのに対し、日本側は、韓国の教科書は日本の平和憲法などに関する記述がないと指摘するなど、双方の歴史認識の隔たりがあらためて浮き彫りになりました。

スズキ インドで100万台
自動車メーカー「スズキ」のインドの子会社「マルチスズキ」が、インドに拠点を置く自動車メーカーとして初めて年間100万台の生産を達成し、23日、記念の式典を開きました。


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