NHKニュース

議定書継続 判断先送りの公算
温暖化対策を話し合う国連の会議、COP16は最終日を迎えました。議長国メキシコから合意案が提示されましたが、先進国だけに温室効果ガスの削減を義務づけている京都議定書を継続するかどうかを巡り、先進国と発展途上国の間で、依然、対立が続いたままで、判断が先送りされる公算が強まっています。

ノーベル化学賞 授賞式
ことしのノーベル賞の授賞式がスウェーデンストックホルムで行われ、化学賞に選ばれた鈴木章さんと根岸英一さんに、スウェーデンの国王から記念のメダルと賞状が贈られました。

斎木局長 武特別代表と会談へ
外務省の斎木アジア大洋州局長は、11日、中国で、朝鮮半島問題を担当する武大偉特別代表と会談し、北朝鮮による砲撃を受けて、日本、アメリカ、韓国3か国の外相が協議した内容を説明するとともに、今後の対応を巡って意見を交わすことにしています。

国連総長特別顧問に高須氏
国連のパン・ギムン事務総長は、世界各地で展開しているPKO=国連平和維持活動で、今後、軍事分野以外の取り組みを重視したいとして、この分野を得意としている日本から、前の国連大使の高須幸雄氏を特別顧問として迎えることを発表しました。

減税延長など 72兆円規模に
アメリカのオバマ大統領が議会指導部と合意した、大型減税の延長や社会保障税のカットなど一連の経済対策にかかる費用は、10年間で8570億ドル(日本円にして72兆円規模)に上ることがわかり、巨額の財政赤字を抱えるアメリカにとっては、さらなる負担がのしかかる形となりそうです。

“核抑止力を柱に国防強化”
北朝鮮のパク・ウィチュン外相はロシアの通信社に対し、「アメリカと韓国が敵対的な政策を続けるかぎり、核抑止力を柱に国防能力を強化する」と述べ、韓国のヨンピョン島への砲撃を受けて、北朝鮮への圧力を強める米韓両国をけん制しました。

樫本氏 コンサートマスター
世界的な名門オーケストラとして知られるドイツの「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」のリーダーに当たる「コンサートマスター」に、ドイツに住むバイオリニストの樫本大進さんが正式に就任しました。ベルリン・フィルの「コンサートマスター」の就任は日本人で2人目です。


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