NHKニュース

放射性物質の水抜き作業急ぐ
福島第一原子力発電所では、1号機から4号機までの4基で、原子炉の入った建物に隣接するタービン建屋の地下に高い濃度の放射性物質を含む水がたまり、冷却機能の復旧作業の妨げになっていることから、東京電力は、ポンプを使って水を抜く作業を急いでいます。

原発放射性物質 数値に誤り
東京電力は、27日午前の記者会見で、福島第一原子力発電所2号機のタービンがある建物の水たまりから、放射性のヨウ素134を含む、運転中の原子炉の水のおよそ1000万倍という極めて高い濃度の放射性物質が検出されたと発表しましたが、分析結果に誤りがあったとして、再度、水を採取して分析をやり直すことを明らかにしました。

東電 プルトニウム分析を依頼
福島第一原子力発電所の事故で、外部に放出される放射性物質の中に毒性の強いプルトニウムが含まれていないか、東京電力は外部の専門機関に分析を依頼しました。数日中に結果が判明する見通しです。

震災 避難生活は19万人余に
東北関東大震災で岩手・宮城・福島を中心に、27日の時点で避難生活を続けている人は、26日より4000人近く少なくなりましたが、なお19万3000人余りが避難所での不安な生活を余儀なくされています。

被災地 28日朝も厳しい寒さ
寒さが続く東北や関東の被災地では、28日朝にかけても広い範囲で氷点下となる見込みで、気象庁は、避難生活が長引く被災者などに、体調の管理に十分注意するよう呼びかけています。

東大 震災で新学期を一部延期
東京大学は、東北関東大震災の影響で、福島第一原子力発電所で事故が続いているほか、今後、大きな余震も想定されるとして、工学部などの一部の学部で、新学期の開始を1か月余り遅らせることになりました。

サッカー代表 募金活動と練習
サッカーの日本代表は、東北関東大震災の被災者を支援するチャリティーマッチを29日に控え、26日に続いて大阪市内で募金活動と練習をあわせて行いました。


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