NHKニュース

“最悪の事態”ようやく判明
東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機も、核燃料が溶け落ちる、いわゆる“メルトダウン”が起きていた可能性があるという解析結果を、東京電力がまとめました。これで1号機から3号機まですべてでメルトダウンが起きていた可能性があり、事故から2か月以上たってようやく最悪の事態の発生が判明したことになり、状況把握の遅れが事故の対応に影響しなかったか、今後、検証が求められます。

外部電源喪失 揺れで設備故障
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、原子炉を冷却するための外部電源が失われたのは、送電線の設備が地震の揺れによって壊れたり、ショートが起きたりしたことが主な原因であることが東京電力が国に提出した報告書で明らかになりました。

経産相 IAEA調査団と会談
海江田経済産業大臣は24日夕方、東京電力福島第一原子力発電所の事故調査のために来日したIAEA国際原子力機関の調査団と会談し、IAEA側は、調査結果を世界の原子力発電所の安全性を高めるのに生かしたいという考えを示しました。

大卒の就職“来春も厳しい”
来年の春に大学や大学院を卒業する予定の学生に対する企業の求人数は、去年を下回る傾向となっていて、厳しい就職環境が続くという民間の調査結果がまとまりました。

東芝 原子力事業達成時期に遅れも
大手電機メーカー「東芝」は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、今後、各国で新たな原発の建設計画に遅れが見込まれることから、4年後に売り上げ1兆円を目指すとしていた原子力事業の達成時期が遅れる可能性があると発表しました。

ACL C大阪が準々決勝進出
サッカーのアジアナンバーワンクラブを決めるアジアチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦で、初出場のセレッソ大阪ガンバ大阪を1対0で破り、準々決勝進出を決めました。セレッソは、試合終了間際に高橋大輔選手が決勝ゴールを決め、同じ大阪のライバルチームを制しました。

全仏テニス 森田選手が初勝利
テニスの4大大会の1つ、全仏オープンの女子シングルス1回戦が行われ、森田あゆみ選手がフランスのクリスティナ・マダナビッチ選手にセットカウント2対1で勝ち、2回戦に進みました。森田選手は4回目の全仏オープン出場で、初勝利を挙げました。


Powered by RSS2LOG