NHKニュース

北陸・東北 激しい雨のおそれ
22日は、東日本と東北を中心に気温が上がり、群馬県静岡県などの各地で、ことし初めて35度以上の猛暑日となりました。北陸と東北では、活発な前線の影響で、24日にかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は、特に地震の被災地では土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

原発の安全指針 見直し始まる
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、国の原子力安全委員会は、原発の安全を守るための礎となる「安全指針」について見直す作業を始めました。これまでの指針は、福島第一原発のような過酷な事故への対策が不十分で、抜本的な見直しとともに、いかに国民の理解を得ていくかが問われています。

国会会期70日間延長を議決
菅総理大臣の退陣時期も絡んで、会期末まで調整が難航した、国会の会期延長問題は、22日午後の衆議院本会議で、会期を8月31日まで70日間延長することが、与党などの賛成多数で議決されました。

復興会議 第1次提言の最終案
東日本大震災の復興ビジョンを策定する政府の復興構想会議は、22日の会合で、菅総理大臣に答申する第1次提言の最終案をまとめ、この中では、復興財源として消費税や所得税など「基幹税」を中心とした増税の検討や、原子力災害からの復興について国と福島県との協議の場の設置などを求めています。

岩手 海抜0m以下1.8倍に
ことし3月の巨大地震では、宮城県の沿岸で地盤の沈下による高潮の危険性が指摘されていますが、岩手県の沿岸でも、海抜0メートル以下の地域が地震前の1.8倍に広がり、高潮や洪水の危険性が高まっていることが分かりました。

スーパー売り上げ 5月も減少
先月の全国のスーパーの売り上げは、東日本大震災の直後に見られた食料品のまとめ買いの反動などから、去年の同じ月を下回り、2か月連続で減少しました。

震災から“海岸林”を考える
風よけや砂よけなどの目的で人工的に植えられた海岸林が、東日本大震災の大津波で受けた被害の実態や、防災面での効果を検証するシンポジウムが東京で開かれ、今後の海岸林の在り方について意見を交わしました。


Powered by RSS2LOG