NHKニュース

シドニー 15年ぶりの円高水準
G7=先進7か国の財務相中央銀行総裁会議がワシントンで開かれてから、最初の週明けの取り引きとなる11日のオーストラリア・シドニー外国為替市場では、円相場が一時1ドル=81円台前半まで値上がりし、15年ぶりの水準まで円高が進みました。

“金融緩和 長期化の見通し”
アメリカを訪れている日銀の白川総裁は10日、ワシントン市内で講演し、世界経済の本格的な回復には時間がかかり、先進各国による異例の金融緩和が長期化するという見通しを示す一方で、こうした金融緩和の影響で新興国に大量の資金が流入し、バブルを招きかねないと警告しました。

人民元 大幅切り上げない”
中国の中央銀行中国人民銀行」の周小川総裁は、欧米各国から通貨・人民元のさらなる切り上げを求める声が高まっていることについて、「人民元を上昇させるだけで世界経済の問題は解決しない」と述べ、人民元を短期間で大幅に切り上げる考えがないことをあらためて強調しました。

天安門犠牲者への贈り物”
ことしのノーベル平和賞に選ばれた中国の民主活動家で、有罪判決を受け服役中の劉暁波氏が10日、妻と面会し、受賞の決定について「天安門事件の犠牲者の魂に贈られたものだ」と涙ながらに語ったということです。

三島市 サル捕獲で対応検討へ
静岡県の東部では、ことし8月以降、100人余りがサルにかまれてけがをするなどの被害にあいました。こうしたなか、10日、三島市で住民を襲ったとみられるサルが捕獲され、市では今後の対応について静岡県と検討することにしています。

イラク テロとの戦い成果強調
イラクの治安当局は、ことし4月からバグダッドで相次いだ大使館やテレビ局を狙ったテロ事件の主犯格ら6人を逮捕したと発表し、アメリカ軍の戦闘部隊が撤退したあと、イラク政府が自力で進めているテロとの戦いの成果を強調しました。

B−1グランプリ 経済効果は
先月、神奈川県厚木市で開かれた安くておいしいご当地料理の日本一を決める大会「B−1グランプリ」について、大会の実行委員会は、予想を上回る来場者があったことから経済効果は推計でおよそ36億円に上ると発表しました。


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