NHKニュース

G20後の円相場 小幅な値動き
週明けの東京外国為替市場は、先週末に開かれた主要20か国、G20の財務相中央銀行総裁会議が発表した声明が為替市場にどのような影響を及ぼすのかはっきりしないとして、積極的な取り引きが手控えられ、円相場は小幅な値動きとなっています。

野党が攻勢に 厳しい政権運営
衆議院北海道5区の補欠選挙民主党が敗北したことを受けて、野党側は、菅政権に対する国民の批判の表れだとして、小沢元代表の証人喚問を迫るなど、政治とカネの問題で攻勢を強める構えです。これに対して、政府・民主党は、今週、今年度の補正予算案を国会に提出し、速やかな成立を図るなどして、国民の支持を得たい考えですが、求心力の低下を指摘する声も出ており、菅総理大臣は厳しい政権運営を迫られることになりそうです。

仙台銀・きらやか銀 統合へ調整
仙台市の「仙台銀行」と山形市の「きらやか銀行」が、来年度中に経営を統合する方向で最終調整に入ったことが明らかになりました。人口減少と高齢化に直面する地方の金融機関が、地域の枠組みを越えて営業基盤を拡大し、生き残りを図ろうという動きが一段と加速しそうです。

COP10後半 合意は不透明
名古屋で開かれている国連の会議、COP10は、最大の焦点になっている、生物から得られる利益をどう分け合うかの国際ルール作りをめぐって、発展途上国と先進国の対立が解消されないまま、25日から後半に入ります。議長国の日本政府は各国との個別会談も行って意見の調整を進めていますが、最終日に合意できるかどうかは不透明な情勢です。

イラク 連立協議長期化は違憲
7か月以上にわたって新政権が発足していないイラクで、24日、連邦最高裁判所が、首相候補を決めるための議会が休会になっていることは違憲だという判断を示すとともに、議会を再開するよう命じ、新政権発足への後押しになるのかどうかが注目されます。

家電不法投棄 6年ぶりに増加
法律でリサイクルが義務づけられている、テレビや冷蔵庫といった家電製品の不法投棄が、昨年度、6年ぶりに増加し、環境省では、エコポイント制度の導入やテレビ放送の地上デジタル化を控えて、家電の買い換えが増えたことが影響しているとみて、回収業者の調査や指導を徹底することにしています。

通信サービスの補助金 改善を
総務省自治体などを通じて地方に普及を進めた、ブロードバンドサービスの利用が低迷していることがわかり、会計検査院は、26億円余りの補助金が有効に活用されていないとして改善を求めました。


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