NHKニュース

補正予算案 24日成立困難に
参議院予算委員会の理事会で、与党側は、24日に今年度の補正予算案の採決を行うよう提案したのに対し、野党側は、柳田法務大臣が辞任しただけでは採決には応じられないとして譲らず、政府・与党が目指していた24日の補正予算案の成立は、きわめて困難な情勢になりました。

首相 早期の補正予算成立を
菅総理大臣は、柳田法務大臣の辞任について22日夜、記者団が「事実上の更迭ではないのか」と質問したのに対し、「意見交換したうえで、柳田大臣本人からいろいろな状況を踏まえて辞任するという申し出を受けたので、辞表を受け取った。意見交換の中で、もちろん、国会の情勢についても話をした」と述べました。そのうえで菅総理大臣は、自民党などが仙谷官房長官や馬淵国土交通大臣に対する問責決議案の提出を検討していることに関連して「補正予算は、国民生活にとってたいへん重要な案件だ。議論はずっとやってきたので、一日も早く採決を行い、成立させてほしい」と述べました。

ウラン施設“日米韓で連携を”
前原外務大臣は、北朝鮮でウランの濃縮を行っている施設の存在が確認された問題で、急きょ日本を訪れたアメリカのボズワース特別代表と会談し、冷静に対処すべきだという認識で一致し、引き続き日本、アメリカ、韓国の3か国で緊密に連携していくことを確認しました。

消費者教育 体制や具体策検討
年々多様化する悪質商法や製品事故などの被害を未然に防ぐため、消費者教育のあり方を検討する会議の初会合が22日、開かれ、今後、関係省庁や消費者団体が連携して、消費者教育に取り組むための体制作りや具体策を検討することになりました。

脱北者2万人超 支援財団設立
韓国では、北朝鮮から逃れて来た脱北者が2万人を超えるなか、生活を支えるための財団が設立され、脱北者の自立に向けた取り組みを進めていくことにしています。

リュウキュウアユ 生息数調査
絶滅が心配されている奄美大島の「リュウキュウアユ」が、先月の記録的な大雨の影響を受けていないか調べる調査が始まり、最初の川の調査では、去年を上回る生息数が確認されました。

雄星投手 現状維持で契約更改
プロ野球・西武にことし、ドラフト1位で入団した雄星投手が、初めての契約更改を行い、現状維持の年俸1500万円で来シーズンの契約を結びました。来シーズンの目標について雄星投手は「一軍で投げることを目標に、将来的には先発ローテーションに入れるよう、ステップの1年にしたいです」話していました。


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