NHKニュース

福井など北陸を中心に大雪
強い寒気と冬型の気圧配置の影響で、福井県など北陸を中心に大雪となっています。北陸と北日本日本海側では2月1日にかけて雪が強く降る見込みで、気象庁は、雪崩や落雪などに十分注意するよう呼びかけています。

福井 大雪で幹線道路まひ状態
大雪のため、福井県内では北陸自動車道や国道8号線といった幹線道路がまひ状態となっています。このうち国道8号線ではおよそ13キロにわたって車が立往生しています。

乗客1700人が車内で一夜
大雪の影響で、JR北陸線福井県の今庄駅と敦賀駅の間で7本の特急列車が30日夜から動けなくなり、乗客およそ1700人が車内で一夜を明かしました。

新燃岳 入山規制の範囲を拡大
鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山新燃岳について気象庁は、今後、爆発的な噴火が起きた場合、火砕流が火口からおよそ3キロの範囲に及ぶおそれがあるとして、午前1時半すぎに改めて火口周辺警報を発表し、立ち入らないよう呼びかける範囲を、これまでのおよそ2キロから、およそ3キロに広げました。噴火警戒レベルは引き続き、「入山規制」を呼びかける「レベル3」のままです。

宮崎 高原町で500人余避難
霧島連山新燃岳の東側にある宮崎県高原町は「警報の内容を検討しているという情報がある」と県から連絡を受けたことから、4つの地区の500世帯余りに避難勧告を出し、500人余りの住民が避難しています。

エジプト 30日夜もデモ続く
混迷が続くエジプトでは、30日夜も夜間外出禁止令が出ているなかで大規模なデモが行われ、エジプト人IAEA国際原子力機関エルバラダイ前事務局長は、ムバラク政権の崩壊は近いと訴え、抗議デモを続けるよう呼びかけました。

カイロ 成田行き1便運航再開
エジプトで続く反政府デモの影響で、首都カイロの空港では、数百人の日本人を含む大勢の乗客が空港で待機を余儀なくされていましたが、日本時間の31日朝、エジプト航空の成田行きの直行便1便の運航が再開され、330人余りがカイロを離れました。


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