NHKニュース

たまり水除去遅れ 復旧進まず
深刻な事態が続いている福島第一原子力発電所では、1号機から3号機で見つかった高い濃度の放射性物質を含む水の除去が遅れており、冷却機能の本格的な回復に向けた作業は思うように進んでいません。

役場機能移転の町村長が要望
福島第一原発の事故の影響で、住民とともに役場機能を移転させている福島県の8つの自治体の町村長が、震災後初めて29日に郡山市に集まり、県に対し、避難している住民の雇用や子どもたちの教育環境の整備などを求めました。

18万人余が避難生活続ける
東北関東大震災では、今も岩手・宮城・福島県を中心に18万人余りが避難生活を続けています。

岩手 24の漁協が緊急の会議
地震津波で大きな被害を受けた岩手県沿岸部の24の漁協の組合長が集まって緊急の会議が開かれ、組合長からは「漁船の多くが失われこのままでは半分以上の漁師がやめることになる」などとして、国や県の手厚い支援を求める声が相次ぎました。

学生内定取り消し 3県30人
東北関東大震災で被害を受けた企業が廃業に追い込まれるなどして、宮城、福島、岩手の3県の大学をこの春、卒業した学生のうち、少なくとも30人が内定を取り消されていたことが分かりました。

大船渡 津波の高さ23m超に
東北の沿岸を襲った大津波で、岩手県大船渡市の綾里地区では、陸地を駆け上がった津波の高さが23.2メートルに達していたことが専門家の調査で分かりました。

仏大統領 震災受けて訪日へ
東北関東大震災を受けて、ことしのG8=主要国首脳会議と、新興国を加えた主要20か国のG20サミットの議長国であるフランスのサルコジ大統領が、31日に急きょ日本を訪れ、菅総理大臣と会談することになりました。


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