NHKニュース

地盤沈下 冠水で生活にも影響
先月の震災で大きく地盤沈下した東北地方の太平洋沿岸では、大潮のこの時期、連日、満潮になると道路や住宅などが冠水し、市民生活に影響を与えています。

気象庁 引き続き余震に注意を
東北の太平洋沿岸で起きた巨大地震の余震活動について、気象庁は「大きな余震の回数は少なくなっているが、引き続き活発な余震活動が続いている。今後も震度5弱以上の強い揺れに注意してほしい」と呼びかけています。

“住民の一時帰宅 複数回も”
枝野官房長官は、21日午後の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所の事故で避難を余儀なくされている住民の一時帰宅について、今後、複数回にわたって一時帰宅を認める可能性があるという認識を示したうえで、持ち出しができない品については補償の対象になるという考えを示しました。

専門家“一時帰宅 住民の協力大切”
政府が21日に示した一時帰宅の考え方について、住民の防災対策に詳しい専門家は、距離や放射線量で一律に制限するのではなく、立ち入りの目的や放射線量のレベルに応じて差をつけることが必要だとしています。そのうえで、住民の理解と協力が何より大切だとして、科学的な根拠を示すとともに、住民との事前の話し合いが重要だと指摘します。

屋外放射線量 ほぼ横ばい続く
21日午後3時までに各都道府県が観測した屋外の放射線量は、ほとんどの地点でほぼ横ばいの状態が続いています。

地震保険 支払い1800億円
日本損害保険協会の鈴木久仁会長は、記者会見で、東日本大震災の発生から今月20日までに損保各社が支払った地震保険金は1800億円余りと、阪神・淡路大震災の2倍以上に上っていることを明らかにしました。

リビア反政府側 外国地上部隊を容認
リビアカダフィ政権と反政府勢力との戦闘が長期化するなか、反政府勢力側は、これまで受け入れを拒否してきた外国の地上部隊について、市民を保護するために受け入れに応じる姿勢を示し、国際社会による軍事介入の在り方が改めて問われています。


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