NHKニュース

原発の耐震安全性 再評価要求
先月の巨大地震とその後の相次ぐ余震を受けて、原子力安全委員会は、全国の原子力発電所の耐震安全性について、これまで考慮されていなかった断層や地形の変動なども含めて改めて評価するよう、経済産業省原子力安全・保安院に求めました。

浜岡原発 7月再開見通し発表
東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、定期検査などで運転を止めている各地の原発は、地震津波への対策などに追われ、運転再開の見通しが立てられない状態が続いています。このうち、静岡県浜岡原発3号機について、中部電力は、7月の運転再開を前提とした業績見通しを発表する一方、「スケジュールありきではない」として地元の理解を優先する考えを示しました。

1号機 注水増で温度低下傾向
東京電力福島第一原子力発電所の1号機では、格納容器を水で満たして冷却を進められるかを調べるため、注水量を試験的に増やしてから丸1日以上がたち、原子炉の温度が下がる傾向が続いています。東京電力は、格納容器の状態を注意深く見ながら、現在の注水量を維持するかどうか判断したいとしています。

原発事故の損害賠償 1次指針
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、損害賠償の指針を作る国の審査会は28日、政府の指示に基づく避難や出荷制限によって損害を受けた人などを対象にした1次指針をまとめました。避難にかかった費用や売り上げの減収など、幅広く損害を認めましたが、損害額の算定基準など、今後、検討とする項目も多く、早急な対応が求められます。

1次補正 衆院本会議審議入り
東日本大震災の復旧に向けた今年度の第1次補正予算案は、28日の衆議院本会議で審議入りし、菅総理大臣は「被災地の一刻も早い復旧のため、速やかに賛同いただきたい」と述べ、補正予算案と関連法案の速やかな成立に協力を求めました。

北朝鮮 南北会談呼びかけ”
28日までピョンヤンを訪れていたアメリカのカーター元大統領がソウルで記者会見し、北朝鮮側から、キム・ジョンイル総書記が韓国のイ・ミョンバク大統領との首脳会談の開催を呼びかけるメッセージを受け取ったことを明らかにしました。

楽天 震災後本拠地初戦へ調整
プロ野球楽天は、28日、仙台に移動し、震災後、本拠地では初めてとなる、29日の試合に向けて調整を行いました。


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