NHKニュース

東電 1兆2000億円赤字に
東京電力は、ことし3月期の決算で、福島第一原子力発電所の事故を収束させるための費用などおよそ1兆円に上る特別損失を計上し、最終損益はおよそ1兆2000億円の赤字と、創業以来、最大規模となる赤字決算に転落する見通しになりました。

2・3号機建屋内 厳しい環境
東京電力福島第一原子力発電所では、原子炉の安定的な冷却に向けて原子炉建屋の中での作業が欠かせませんが、爆発以来初めて入った2号機と3号機では、高い放射線量や湿度などで活動時間が限られ、厳しい作業環境をどう改善できるかが今後の工程を左右しそうです。

大手損保 震災で赤字や減益に
大手損害保険のことし3月期の決算は、東日本大震災に伴って保険金の支払いが多額に上ることなどから1つのグループが赤字に転落し、ほかの2つも大幅な減益となりました。

オバマ大統領が中東政策演説
中東で民主化を求める市民の動きを受けた混乱が続くなか、アメリカのオバマ大統領は、中東政策について2年ぶりに演説を行い、経済支援を強化することでこの地域の民主化を後押しする方針を明らかにしました。

親会社トップ 2銀行頭取兼務へ
大規模なシステムトラブルで金融庁の緊急立ち入り検査を受けたみずほフィナンシャルグループは、経営責任を取って子会社のみずほ銀行の頭取を退任させ、管理体制を見直すために、親会社の経営トップが2つの銀行の頭取を兼務することになりました。

海外投資家の買い越し最長に
国内の株式市場で、海外の投資家が株式を買った金額が売った額を上回った期間が28週間と、これまででもっとも長くなり、東日本大震災からの復興による景気回復に期待感が出ているものとみられます。

岡本太郎氏の自画像スケッチ
太陽の塔」などの作品で知られる前衛芸術家の故岡本太郎さんが、30代半ばのころに描いた未発表の自画像などのスケッチが見つかり、当時、戦地から復員したばかりの岡本さんの心境などが伺える貴重な資料として注目を集めています。


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