NHKニュース

作業員の健康管理 強化を検討
事故の収束に向けた復旧作業が続く東京電力福島第一原子力発電所では、今月14日に作業中の男性が死亡するなど、作業員の健康管理が大きな課題となっています。東京電力は、現在、日中の時間帯しか、原則、常駐させていない医師を24時間態勢にする方向で検討を始めるなど対策を急ぐとしています。

東電財務悪化 特別立法焦点に
福島第一原子力発電所の事故に伴い、ことし3月期決算が1兆2000億円を超える赤字に転落した東京電力は、巨額の賠償金の支払いなどによって、財務内容がさらに悪化していくことが避けられない状況で、公的資金を投入して支援するのに必要な特別立法が、いつ成立するかが焦点となります。

米とイスラエル 首脳会談紛糾か
アメリカのオバマ大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、中東和平に向け、イスラエルパレスチナ側との境界線を原則的に1967年の中東戦争の前に戻すべきだと主張しましたが、イスラエル側は国の安全が脅かされるとして強く反発し、会談は紛糾したもようです。

NATO リビアの軍艦を空爆
リビアでは、NATO北大西洋条約機構が主導する多国籍軍が、首都トリポリなどの港で、カダフィ政権側の軍艦の空爆に乗り出すなど、攻勢を強めていますが、政権側は徹底抗戦の構えを崩しておらず、事態が打開される見通しは立っていません。

最後のシャトル 7月打ち上げ
ことし引退することが決まっているアメリカのスペースシャトルのうち、最後となる「アトランティス」が、ことし7月8日にフロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられることになりました。

シリア 武力弾圧の姿勢崩さず
反政府デモが続く中東のシリアでは、20日も、イスラム教の礼拝のあとデモを行った市民に対して治安部隊が発砲し、少なくとも17人が死亡しており、国際社会の非難が強まる中でも、アサド政権はデモを武力で弾圧する姿勢を崩していません。

北朝鮮食糧不足 米が特使派遣
アメリカ政府は来週、食糧不足が伝えられる北朝鮮に特使と調査団を派遣すると発表し、中断している食糧支援を再開するかどうかを見極めることにしています。


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