NHKニュース

IAEA調査 対応検証が目的
東京電力福島第一原子力発電所の事故調査のために来日したIAEA国際原子力機関の調査団が、25日から本格的な調査に入りました。今回のIAEAの調査は福島第一原子力発電所の事故とその対応を検証するのが目的で、原発の安全対策に詳しい技術者らが参加しています。

官房長官 IAEA調査団と会談
枝野官房長官は、IAEA国際原子力機関の、東京電力福島第一原子力発電所の事故についての調査団と会談し、「日本政府は、事故の状況などについては最大限の透明性をもって開示するよう努力してきた」と述べたうえで、調査に全面的に協力する考えを伝えました。

3号機 重要配管損傷の可能性
東京電力福島第一原子力発電所3号機で、事故直後の原子炉の状態を解析した結果、緊急時に原子炉の水位を保つ非常用の冷却装置の配管が損傷した可能性があることが分かりました。東京電力は、今のところ地震で重要な配管が損傷した形跡はないとしていますが、地震が引き金となって破損した可能性がないか、徹底した検証が求められます。

電力使用制限 病院など例外に
経済産業省は、この夏懸念される東京電力東北電力管内の電力不足対策として、大口の利用者に対する電力の使用制限の実施を正式に決めるとともに、被災地の避難所などは対象外とするほか、市民生活への影響を考慮して、病院や鉄道は去年と同じ水準まで使用できるようにするなどの例外措置を発表しました。

キム総書記 胡主席と会談か
中国を訪問している北朝鮮キム・ジョンイル総書記は、北京で胡錦涛国家主席との首脳会談を行っているものとみられ、北朝鮮の核問題を巡る6か国協議の再開についてどのような考えを示すのか、注目されます。

住宅火災 延長コードが火元か
25日未明、名古屋市で住宅が焼けて、9歳の女の子を含む男女4人が死亡し、3人が意識不明の重体となっています。警察と消防は、住宅の2階で複数のプラグが差し込まれた延長コードの下の床が激しく焦げていたことから、差し込み口付近が火元ではないかとみて調べています。

仏閣僚 IMFトップに立候補
IMF国際通貨基金の新しいトップの人選を巡って、各国の駆け引きが本格化するなか、有力視されてきたフランスのラガルド経済・産業相が立候補することを正式に表明しました。


Powered by RSS2LOG