NHKニュース

“結果しだいで原発停止も”
枝野官房長官は記者会見で、国が全国の原子力発電所に対し「ストレステスト」と呼ばれる追加的な安全確認を実施することについて、「結果が適切でないときに対応しないのなら、やる意味はない」と述べ、テストの結果によっては、稼働中の原発を停止する可能性に言及しました。

岡田氏 “釈然としない”
民主党の岡田幹事長は記者会見で、「ストレステストという新たなハードルが出てきて、佐賀県の知事らが批判的になるのは当然で、残念ながら、ちぐはぐな対応だと言われても仕方ない。閣内で意思疎通が十分なされていないと思う。菅総理大臣と海江田経済産業大臣ら関係閣僚が意思疎通をよくして、時間をかけずに、政府の方針を明確に示し、再稼働が可能かどうか判断すべきだ。本来なら3月や4月に議論してやっておくべきことであり、今ごろになって、こうした議論が出てくるのは釈然としない」と述べました。

経産相 原発対応後の辞任示唆
海江田経済産業大臣は、7日、記者団に対し「政治家は責任をどこかで取らないといけない」と述べ、原子力発電所に対する追加的な安全確認の発表で、混乱を招いたことなどの責任を取って、原発問題への一連の対応を終えたのちに、辞任する考えを示唆しました。

九電 社員の聞き取り調査始める
九州電力玄海原子力発電所に関する国の説明会に原発の運転再開を容認する意見をメールなどで送るよう子会社に指示していた問題で、九州電力は、7日から指示を出した社員に対する聞き取り調査を始めました。九州電力では、この社員以外にも指示に関与した社員がいる可能性があるとして、上司など複数の社員からも話を聞いています。

九電副社長 県議会に謝罪
九州電力の幹部が、今月4日に開かれた鹿児島県議会の特別委員会で、運転再開を容認するメールを「依頼していない」などと事実と異なる説明をした問題で、九州電力の山元春義副社長が、7日、県議会を訪れ、議長らに謝罪しました。

石巻 大川小に七夕飾り
七夕の7日、74人の児童が亡くなったり、行方不明になったりしている宮城県石巻市の大川小学校にも七夕飾りが飾られました。また、亡くなった子どもが残した七夕飾りを自宅で飾る母親もいました。

小学生が被災地へ応援パネル
東日本大震災の被災地の子どもたちを元気づけようと、北九州市の小学生たちが折り鶴を貼った応援パネルを作りました。


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