NHKニュース

栃木県で震度5弱の地震
15日午後9時すぎ、茨城県南部で地震があり、栃木県真岡市で震度5弱の揺れを観測したほか、関東の広い範囲で震度4の揺れを観測しました。この地震による津波はありません。

原子力関連施設は異常なし
経済産業省原子力安全・保安院茨城県によりますと、茨城県東海村にある日本原子力発電の東海第二原子力発電所を含めて、茨城県内の原子力関連施設から異常の報告は入っていないということです。また、福島県福島第一原発福島第二原発は、いずれも運転は止まっていて、異常はないということです。

問題の肉牛 17都府県に販売
問題の稲わらを餌として与えられていた肉牛42頭は、4月8日から今月6日までの間に東京都、横浜市、千葉県、それに仙台市の4か所の食肉処理場に出荷されました。関係する自治体が流通経路を調べたところ、これまでに東京や大阪など17の都府県の業者やスーパーマーケットに販売されていたことが分かりました。

山形の業者購入 牛肉からセシウム
福島県浅川町の農家が肉牛に与えていた餌の稲わらから、国の目安を大幅に超える放射性セシウムが検出された問題で、福島県山形県酒田市の業者が購入していた牛肉を検査した結果、国の暫定基準の1キログラム当たり500ベクレルを上回る694ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが分かりました。山形県によりますと、この業者が購入した牛肉は、宮城県の卸売業者に転売された分を除いては業者などが保管していて、山形県内では消費者に流通していないということです。一方、宮城県に転売された分については、宮城県がその先の流通経路などを調べています。今回の問題で国の暫定基準値を超えたのは、東京の卸売業者に販売された肉牛に続いて2例目です。

福島県の牛 出荷制限指示を検討
福島県浅川町の肉牛農家から出荷された牛の肉から、国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたことを受けて、政府の原子力災害対策本部は、新たな検査態勢を整えるには時間を要するとして、福島県に対して県内全域の牛の出荷制限を指示する方向で検討を始めました。

最高裁 賃貸契約更新料有効
マンションやアパートの賃貸契約を更新する際に支払う「更新料」について、最高裁判所は「あまりに高額でなければ有効だ」という初めての判決を言い渡しました。

東電 来週電力需要さらに増加
東京電力は来週のピーク時の電力需要について、多くの学校が夏休みに入り、子どもの在宅率が高まることなどから、冷房の使用が増えるとして、今週よりも270万キロワット多い4910万キロワットに増加するという見通しを発表しました。


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